「着ぐるみ着用中によく聞かれること」シリーズ。
人によっては非常に気になる、着用者の性別の話です。
これについても両方の意見が出回っていますが、本当のところはどうなのでしょうか。
なぜ、諸説あるの?
この話に限らず着ぐるみ関係の話によくあることですが、実際に経験がない、もしくは非常に少ない人が、自分の想像で自由に書いているからだと思われます。
私自身すべての業界で統計をとったわけではないので「お前はどうなんだ!」と言われると返事ができませんが、信ぴょう性については皆さんの判断におまかせします。
女派の理由
- 小さい人が多いから
- 自分が見た現場は女が多かったから
- 女性限定の求人を見たことがあるから
男派の理由
- 着ぐるみはかなりハードだから
- おっさんが入っていて夢が壊れたから
実際のところどっちなの!?
どっちもいます。
まあ当たり前ですね。もっとしっかりと言うならば
どっちでもかわりません。
そもそも、なんで性別?
着ぐるみを着る際に、物理的に問題になるのはたった一点。
見た目でも、年齢でも、もちろん性別でもなく、身長。これだけです。
着ぐるみの身長制限の関係で、女性のほうが対象となる着ぐるみが多いことは事実です。
しかし、それはあくまでも平均から考えればという話で、男性で身長160cmない人なんてたくさんいますし、そういう意味では身長だけで性別を判断することもできません。
また、たしかに着ぐるみは過酷な重労働にはなりますが、女性がこなせないような仕事というわけでもありません。
着ぐるみは慣れの部分も大きく、激しい動きだって日頃の練習や経験によって男女関係なくできるようになります。
女性限定案件の存在
たしかにそのような案件は存在します。
ただし、それは厳密には法律違反となります。
男女雇用機会均等法
職場における男女の差別を禁止し、募集・採用・昇給・昇進・教育訓練・定年・退職・解雇などの面で男女とも平等に扱うことを定めた法律。 ーコトバンクより引用
「中に人などいない」から
着ぐるみと関わる時に、着用者のことが気になるのは、もはやしかたがないのかもしれません。
ただ、そのときにあなたの目の前にいるのは着ぐるみではなくキャラクターです。
余計な色眼鏡で見ることなく、純粋にキャラクターとのふれあいを楽しみましょう。