これから着ぐるみを作りたい企業にとって最低限必要な前知識

着ぐるみは非常にお金のかかるシロモノです。

作ったはいいものの、運営してみてから「失敗した!」なんてことになったらさあ大変。
簡単に作り替えや処分ができるものでもなく、いつのまにか倉庫の肥やしに…なんてことにもなりかねません。

今回は、そうならないために最低限必要な知識を書いていこうと思います。

前知識の前知識

デザインの話

制作費

運営費

1.製作会社選び

着ぐるみの製作会社は、関西を中心に多数あります。

これらの中から選ぶことになりますが、以下の順番で会社を選ぶことをお勧めします。

  1. 製作実績を見て、理想に近い着ぐるみを作っている会社を選ぶ
  2. 実際に問い合わせをして、先方の対応を見る

制作会社によって、完成する着ぐるみにも。
完成する着ぐるみも会社による特徴が多少なりとも出てくるので、まずは実績を確認することが失敗しない会社選びの第一歩です。

そうやっていくつか候補を絞ったあとは、実際に自分が作りたい着ぐるみについて問い合わせをしてみましょう。
着ぐるみが完成した後でも破損時の補修や衣装、次回以降の制作のように、かなり長いお付き合いになる可能性が高いです。

ただでさえ高い買い物ですので、間違っても適当に選んだ会社に丸投げ、といったことがないように会社選びの段階からよく吟味してもらいたいですね。

2-1.着ぐるみの形状とそれぞれの得手不得手

詳しい話はデザインを見せた制作会社の担当者と煮詰めていく話です。
しかし、事前に知識があれば、相手に主導権を握られずに目的にあったものが作れる可能性は高くなるでしょう。

1.エアー

着ぐるみといえば重くてかさばるもの、という常識はもはや過去のものになりつつあります。
その筆頭がこのエアータイプと呼ばれるニュータイプの着ぐるみです。

〈メリット〉

  • 稼動時以外はコンパクトなので、移動や保管が一般的な着ぐるみと比べて圧倒的にラク
  • 着用時にも軽いだけではなく、空間的な余裕や空気の流れがあるため、着ぐるみ特有のキツさが少ない
  • 膨らませただけでもそれなりに形になっているため、慣れてない人が着た場合でもそれらしく見える
  • 着用者の身長制限がゆるめ

〈デメリット〉

  • バッテリーを使うため、不測の事態が起こりうる
  • 対応できるデザインが限られる
  • 着用者の自由度が低い

エアータイプに対して、詳しくは この記事 をご覧ください。

いくつか欠点はあるものの、着ぐるみを使用する立場から考えると、最も適した形かもしれません。

2.低頭身

ゆるキャラでよく用いられている、2.5~3頭身前後のものです。

〈メリット〉

  • ただ立っているだけで完成しているため、慣れてない人が着た場合でもそれらしく見える
  • 着用者の身長制限がゆるめ

〈デメリット〉

  • 着用者の自由度が低くなりがち
  • 運搬、保管時にもかさばり、洗濯ができないので定期的なクリーニングが必要
  • 悪目立ちしにくい代わりに、埋もれて印象に残りにくい

低頭身に対して、詳しくは この記事 をご覧ください。

デザインを忠実に再現するがあまり、運搬や保管といったところにまでまったく配慮がされていない着ぐるみというのが数多くあります。

もちろんそれでも運営していくことは可能ですが、手間やコストを考えてお蔵入りするリスクも高くなってしまうかもしれません。

3.その他

ページの都合上、上記の二つ以外はその他でまとめようと思います。

〈メリット〉

  • 動きの自由度が高い

〈デメリット〉

  • 着用者の性格が強く反映される
  • 管理の手間や費用はかなりかかる
  • 身長の制限が厳しくなりがち

良くも悪くも、活動する際の自由度が最も高いです。
これにより、効果的なグリーティングが行える反面、着用者の実力や性格にキャラクター自身がかなり影響されてしまいます。

着用者が決まっている場合は問題ありませんが、そうでなければ注意が必要です。

2-2.着ぐるみの形状まとめ

エアータイプ
  • はやりのゆるキャラを作りたい
  • 管理が楽なほうがいい
  • 細かい個性よりも露出を増やして認知度を上げたい

低頭身タイプ
  • はやりのゆるキャラを作りたい
  • 不特定多数の不慣れな人が着るような運用を考えている
  • 移動手段や保管場所は既に十分なものがある

その他
  • 見た目よりも動きで個性を出したい
  • 動き回るような現場を多く想定している
  • ある程度着用者のめどが立っている

3.運営は誰がやる?

私の体験談ですが、「上から着ぐるみを出すように言われてるから」という程度の現場担当者も何人もいました。
着ぐるみは製作にも運営にも多大な費用がかかるもの、それを扱う現場がこの程度の認識ではかなりもったいないと常々感じていました。

自治体の職員、版権元の社員、販売店の担当者など。

そうはいっても、いきなりイベントに着ぐるみを出すなんてどうしたらいいのかわからない、なんて場合も多いと思います。

そんなときには、ぜひとも私にご相談ください。
精一杯のお手伝いをさせていただきます。

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