「212物語」という活動

B・Bについては、単に見た目が好みという以外にも、延々と語り尽くしたいような話がたくさんあります。

今回は、その中でも特にB・Bらしさがにじみ出ている「212物語」について書いていきます。

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「212物語」とは?

概要

ざっくりといえば、

B・Bが、背番号の由来となった北海道内212市町村を巡る

というもの。

現実には合併で市町村の数は減っているものの、チーム移籍当時の212ヶ所を全てまわる、というのがこの企画の重要な点。

B・Bの「212物語」にかける思い

B・B’s コラムのうち、#27 故郷#30 試行錯誤の旅#46 B・Bの212リポート・2007秋など。

他のキャラクターにはないB・Bの特徴の一つに、上記のコラムがあると思います。
ここではかなりガッツリと、そして赤裸々に「職業:マスコット」としての立場から、実に様々なことを書いています。

ぜひ上の三記事だけでも全文読んでもらいたいのであえて引用はしませんが、これを読むといかに情熱を持ってこの企画が実行されていたかということが伺い知れます。

DVD「212物語2008」の感想

なぜ2008?

…すみません、ヤフオクで買いました。

いつかどこかのタイミングで買い揃えたい…と思っていたところに完結。
「全10巻セット」みたいな形で、なにかしら特典付けて出てこないかなと淡い期待はしているものの、そうすると既に9本揃えてる人に悪いかなとも思ったり。

というか、今公式HP見たらバックナンバーの2009年が品切れなんですが、まさか絶版ってことはないですよね日ハムさん!?

気になる内容は…

観ていて面白い!となるものではありません。(ごめんなさい…)

町民と自然にふれあうB・Bが見られることが最大の価値ではあるのですが、この巻だけで22市町村もまとめられており、さすがに飽きてしまいます。
特に、この巻まではBGMが全て同じ「大空と台地の中で」でしたので。

amazonのレビューによると、2009年版からは市町村に合わせて「大空と大地の中で」以外の曲も使うようになっているようです。
上記の話も含めて、B・Bには頭が下がるばかりです。

クオリティーは文句なし

商品として、DVDとして考えると、かなり手が込んでいると感じます。

IMG_1771

DVD(写真右)にはレーベル印刷が施され、冊子(写真左)付き。

これらには大量の写真が使用されていますが、なんと表紙以外の被りなし。
もともとこの212物語自体がホーム試合中に流すためにB・B本人が編集を重ねたもの(#30 試行錯誤の旅)。本当のところはわかりませんが、この写真も一枚一枚選んだのかなぁなんて考えると、それだけで見え方が変わってきます。

IMG_1768IMG_1770

冊子を一枚めくると、B・B直筆の「三年目の212物語(仮題)」がお出迎え。
その後は目次を挟んで一ページに一市町村ずつ、B・Bのメッセージと共に紹介されています。

普通に写真集としても十分なクオリティーですし、映像よりもあっさりと読めるので「むしろこっちが本体か!?」と思ったとか思わないとか。

「212物語」という企画

北海道にホームを置くということ

北海道は、全国の中でもかなり特殊な地区です。
都道府県としては最大規模で、距離以上に移動時間がかかる場所も珍しくありません。
そして、中心部を除くとほとんどは田舎町です。

ここをホームとする日ハムにとって、これは無視できない問題です。
ありがちな地域活動程度では「どうせ北海道っていっても札幌近郊ぐらいのことでしょう?」となってしまいます。

「212物語」の真価とは

正直、B・Bだけを目的に212物語をみると、延々と同じことが繰り返されているため飽きてきます。

しかし、これを「北海道をB・Bが紹介する映像」として考えると、この企画の全く違う面が見えてきます。というより、本来はそっちが第一目的なんですが。
そのまま「北海道地域紹介ビデオ」としても見ることができてしまいます。

観光名所として有名な都市を除いて、地元にスポットが当たる機会なんてほとんどありません。
かといって人口で言えば数千人規模、高齢化の進んでいるような場所で、他の地域のようなスポーツ教室や選手のサイン会を開くことは、必ずしも期待する効果は生まないでしょう。

そこにB・Bが訪ねてきて、観光し、交流会をして、その様子を公開する。
そこに暮らす人にとって、このような「直接交流する」ということそれ自体が最大級の「地域密着」たりえるのではないでしょうか。

目先のビジネスではなく、長期的な「地域密着」を

この活動を考える上で最も活躍したのは言うまでもなくB・Bです。
しかし、それと同じくらい当時の日ハム運営陣からすれば大きな決断だったでしょう。

あんまり詳しくはないのですが、いろいろあってホームを北海道へと移転した日ハムは、地域密着を意識して「Sports Community」という理念を掲げていたようです。

要するに、球団として地域密着のために活動していくという雰囲気があったのだと思われます。

北海道だからこそ、地域密着を本気で掲げていたからこそ、B・Bがいたからこそ、この企画が発起され、浸透していったのでしょう。

他団体が学べることは

この「212物語」は、地域密着を掲げる団体の着ぐるみにとって、ほとんど完璧な地域交流の形だと思っています。

しかし、比較的規模が大きく体力もある野球の団体で、ホームが北海道だったこと。
そしてなにより、この活動に対して情熱を持って取り組んだ人がいたことにより、10年超のロング企画として成立したのでしょう。

以上のことから、この「212物語」をそのままなぞる企画というのはかなり難しいと思います。
が、「着ぐるみの、地域貢献活動のあり方」として、参考にできるところは数多くあるでしょう。

とりあえずボランティア活動をして、とりあえず着ぐるみを出して、ちゃっかり自分の宣伝もして…
着ぐるみという文化は成立したと言えるでしょうが、具体的な運営についてはまだまだ発展途上と言わざるを得ません。

すべての団体…とは言いませんが、せめて「地域密着」を方針として掲げ、重視していくとしている団体ぐらいは、着ぐるみの運営方法についてももっと考えていくべきだと思っています。

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